Vim のカスタマイズ 〜 検索/置換の設定 〜
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim の検索/置換の設定をするための option を紹介していきたいと思います。
option 名 | 設定対象の説明 | 値の種別 | オススメの設定 |
---|---|---|---|
hlsearch | 検索文字列をハイライトするか? | オン/オフ | オン |
incsearch | エンターキーで確定する前から、文字が入力されるたびに検索を行うか? | オン/オフ | オン |
ignorecase | 検索で大文字と小文字を区別しない。 | オン/オフ | オン |
smartcase | 検索文字列に大文字と小文字が混在した場合に限り、大文字と小文字を区別して検索。 ignorecase と両立する。 |
オン/オフ | オン |
wrapscan | 最後尾の検索候補にたどり着いたら、次に先頭に戻る。 | オン/オフ | オン |
gdefault | 置換の時、gを指定しなくても同一行で複数回置換が行われる。 | オン/オフ | オン |
上の項目について、.vimrc に記入するのにオススメの設定をまとめると下の通りです。"(ダブルクウォート)から始まる部分はコメントです。
set hlsearch "検索文字列をハイライトする set incsearch "インクリメンタルサーチを行う set ignorecase "大文字と小文字を区別しない set smartcase "大文字と小文字が混在した言葉で検索を行った場合に限り、大文字と小文字を区別する set wrapscan "最後尾まで検索を終えたら次の検索で先頭に移る set gdefault "置換の時 g オプションをデフォルトで有効にする