Vim のカスタマイズ 〜 ファイル処理関連の設定 〜
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のファイル処理関連の挙動を設定するための option を紹介していきたいと思います。
option 名 | 設定対象の説明 | 値の種別 | オススメの設定 |
---|---|---|---|
hidden | 編集中で保存されていないファイルがあるときに他のファイルを開けるか? | オン/オフ | オン |
confirm | 保存されていないファイルがあるときに、vim を終了させようとした時に保存の確認を行うか? | オン/オフ | オン |
autoread | 開いているがvim上で変更のないファイルについて、外部で変更があった時に自動的に読み込み直すか? | オン/オフ | オン |
backup | ファイルの保存時に、保存前のファイルをバックアップするか? | オン/オフ | オフ |
swapfile | 編集中のファイルをスワップファイルとして保存するか? | オン/オフ | オフ |
上の項目について、.vimrc に記入するのにオススメの設定をまとめると下の通りです。"(ダブルクウォート)から始まる部分はコメントです。
set confirm "保存されていないファイルがあるときは終了前に保存確認 set hidden "保存されていないファイルがあるときでも別のファイルを開くことが出来る set autoread "外部でファイルに変更がされた場合は読みなおす set nobackup "ファイル保存時にバックアップファイルを作らない set noswapfile "ファイル編集中にスワップファイルを作らない