Vim のカスタマイズ 〜 タブ/インデントの設定 〜
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のコマンドラインモードの設定をするための option を紹介していきたいと思います。
option 名 | 設定対象の説明 | 値の種別 | オススメの設定 |
---|---|---|---|
expandtab | タブ入力を複数の空白入力に置き換える (既存のタブには影響しない) |
オン/オフ | オン |
tabstop | 画面上でタブ文字が占める幅 | 数値 | 好みのタブ幅 |
shiftwidth | 自動インデントでずれる幅 | 数値 | 好みのタブ幅 |
softtabstop | 連続した空白に対してタブキーやバックスペースキーでカーソルが動く幅 | 数値 | 好みのタブ幅 |
autoindent | 改行時に前の行のインデントを継続する | オン/オフ | オン |
smartindent | 改行時に入力された行の末尾に合わせて次の行のインデントを増減する | オン/オフ | オン |
上の項目について、.vimrc に記入するのにオススメの設定をまとめると下の通りです。タブ幅は2としてみました。"(ダブルクウォート)から始まる部分はコメントです。
set expandtab "タブ入力を複数の空白入力に置き換える set tabstop=2 "画面上でタブ文字が占める幅 set shiftwidth=2 "自動インデントでずれる幅 set softtabstop=2 "連続した空白に対してタブキーやバックスペースキーでカーソルが動く幅 set autoindent "改行時に前の行のインデントを継続する set smartindent "改行時に入力された行の末尾に合わせて次の行のインデントを増減する