はじめに Vim のブログを始めた理由 Vim をオススメしたい理由 先輩 Vim ユーザーの記事に学ぶ 先輩 Vim ユーザーの記事に学ぶ 〜英語編〜 Vim の使い方 基礎編 Vim のインストール Vim のヘルプの使い方 Vim 操作方法まとめ記事のまとめ Vim のモード Vim …
Vim は、カーソル前後にある「HTMLタグの内側」、「引用符を含む文字列全体」といった一定の規則を満たしたテキストを、テキストオブジェクトとして一連のコマンドで指定することが出来ます。 Vim では、オペレーターやビジュアルモードの対象となるテキスト…
ビジュアルモードは、テキスト選択のためのモードです。編集対象となるテキストを事前に「視覚的に」確認することが出来るので、「ビジュアルモード」と呼ばれます。 ビジュアルモードを開始するためのコマンド一覧 ビジュアルモードを開始するためのコマン…
Vim はカーソル移動やテキストの挿入以外に、一般的なテキストエディターで言うところのカット、コピー、ペーストといったテキスト編集のためのコマンドも充実しています。 テキスト編集のためのコマンドは、オペレーターと対象テキスト指定とを組み合わせる…
Vim は、ウィンドウを分割することが出来ます。Vim のウィンドウは、バッファと独立に存在する「覗き窓」です。 分割されたウィンドウで、同じバッファ(ファイル)を開くことも、別のバッファを開くことも出来ます。あるファイルを編集しながら、ウィンドウ…
挿入を開始するコマンド テキストの挿入を開始するためのコマンドはなんと6つもあります。(他にも既存のテキストを削除してインサートモードに入る「変更(Change)コマンド」「置換(Substitute/Replace)コマンド」もあるのですが、別のところで紹介します。…
Vim のノーマルモードとビジュアルモードで利用できるカーソル移動コマンドをひととおり紹介します。 1文字(1行)単位の移動 Vim ではカーソルキーの代わりに、右手ホームポジションにある hjkl (←↓↑→に対応)の4つのキーを使います。 このキーバインドの起…
スクロール関連のコマンドを紹介します。すべて、ノーマルモードもしくはビジュアルモードで有効です。 上下スクロール スクロールのコマンドは上下3組で6個ありますが、半画面単位のスクロールを行う <C-u> と <C-d> を覚えたら他のコマンドは不要かもしれません。<C-f> </c-f></c-d></c-u>…
Vim にはカーソル行の中だけに限って、一文字だけを検索して前後に移動する機能があります。他のエディターではあまり見たことがない機能ですが、削除や変更コマンドと組み合わせて使うと非常に便利です。 検索対象となる文字は、ASCII文字であれば何でも良…
Vim はキーワード検索が非常に手軽に行えるので、日常的に移動のコマンドとして活用できます。すべてノーマルモードで有効なコマンドです。 コマンド検索方向説明覚え方 /キーワード<enter> 右下(ファイル末尾に向かう) カーソル位置からファイル末尾方向に向かって</enter>…
以下にこのブログでの Vim コマンドの凡例を示します。基本的には一般的な作法に準じているはずです。 コマンド説明 ciw c, i, w の順にキーを押す {数字}G 数字(2桁以上も可)を入力したあと、SHIFT キーを押しながら g キーを押す f{文字} f キーを押し…
surround.vim は、[], (), {} といった括弧や、'' や "" などの引用符、HTMLタグなど、「テキストを囲うもの」を編集するプラグインです。 「囲われているテキスト」には変更を加えず、「テキストを囲うもの」だけを追加、削除、変更することが出来ます。 (…
autocmd による自動処理 の便利な実例を幾つか紹介したいと思います。利用したいスクリプトを.vimrc に書き加えてください。 ファイルを開いた時に、前回のセッション終了時のカーソル位置を復元する function! s:RestoreCursorPostion() if line("'\"") <= …
こちらのページでは、 Vim のカスタマイズ 〜キー割り当て変更方法〜 に従ってキー割り当て変更の実例を幾つかご紹介したいと思います。.vimrcに追記して下さい。 なるべく個人の好みによらず無難に役立ちそうなものをチョイスしてみました。 ビジュアルモー…
Vim の自動処理とイベント .vimrc が読み込まれて中に記述されたコマンドが実行されるのは、Vim の起動時の一度だけです。 しかし、ここに autocmd というコマンドを書き加えることにより、特定のタイミングに対して自動で処理を追加することが出来ます。こ…
キー割り当て変更 vi/Vimは最小限のキー操作で様々な事が行えるように作られています。ですが、「どうしても使いにくいキー配置があるので、変えたい」、「繰り返し行う複雑な操作を簡単に行いたい」ということがあります。そんな時にキー割り当て変更が活躍…
カラースキームとは? Vim の表示の配色をまとめたパッケージです。配色は画面の印象を大きく左右します。長時間向かうことになるテキストエディターの画面ですから、好みの配色を見つけることはとても重要です。 前もって必要な準備 プラグイン管理ツールを…
ウェブ上には Vim プラグインの情報は膨大にあるのですが、その中で、特に広くいろんなプラグインを見て回りたい場合に参考になるサイトを紹介します。 ワシのVimプラグインは百八式まであるぞ - daisuzu's notesなんと、108 個もプラグインが紹介されていま…
プラグインとは? Vim の動作は、VimScriptというプログラム言語によって拡張可能です。この VimScript を特定の用途のためにパッケージ化したものをプラグインと呼びます。 インターネット上には、無数の便利なVimプラグインが公開されています。好みのもの…
画面表示の設定 カーソル移動関連の設定 ファイル処理関連の設定 検索/置換の設定 タブ/インデントの設定 OS/環境との統合関連の設定 コマンドラインの設定 ビープの設定 これまで紹介してきた、set の option をまとめると下の通りです。このまま.vimrc フ…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のコマンドラインモードの設定をするための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 expandtab タブ入力を複数の空白入力に置き換える (既存のタブには影…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のコマンドラインモードの設定をするための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 clipboard OSのクリップボードをどのレジスタと関連付けるか。 文字列…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のコマンドラインモードの設定をするための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 wildmenu コマンドラインモードで<Tab>キーによるファイル名補完を有効にす</tab>…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のビープの設定をするための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 visualbell ビープ音をすべて視覚表示(ビジュアルベル)に置き換える。 オン/オフ オ…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim の検索/置換の設定をするための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 hlsearch 検索文字列をハイライトするか? オン/オフ オン incsearch エンターキ…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のファイル処理関連の挙動を設定するための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 hidden 編集中で保存されていないファイルがあるときに他のファイルを…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim のカーソル移動の挙動を設定するための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 backspace <BS>キーの影響範囲を指定。詳細はヘルプを参照。 リスト indent,eo</bs>…
この記事では、.vimrc上でset コマンドを使って vim の画面表示周りを設定するための option を紹介していきたいと思います。 option 名設定対象の説明値の種別オススメの設定 number 行番号表示 オン/オフ よほど画面が狭いのでなければオン ruler 画面右下…
vim は set というコマンドで様々な項目を設定できます。この設定可能な項目は option と呼び、それぞれの項目は固有のオプション名を持ちます。 option を有効するには、コマンドラインモードで set というコマンドを使います。具体的には、 :set オプショ…
vim は非常に柔軟にカスタマイズすることが出来ます。 操作に慣れてきたら、自分好みに使いやすくカスタマイズしていきましょう。 vimのカスタマイズは、 .vimrc というファイルを作成して編集し、保存することで可能になります。.vimrc は下の通り、OSごと…